「ツバル」

「海面上昇により世界で最も早く沈没する国」-ツバルは、オーストラリアとハワイの間に位置し、
島は連なるサンゴ礁と環礁、その上にサンゴの死骸や有孔虫の殻などが堆積して成り立っています。
平均海抜は2メートル(最大5メートル)で人口1万人からなります。

日本では、学校の教科書に取り上げられていることもあり、
ツバルという国名を聞いたことがある人も多くいるのではないでしょうか。

そのツバルが今国家存続の危機に直面しているのです。

「地球温暖化問題」による海面の上昇が年々深刻になってきています。
2006年のキングタイド(満潮時の海面が異常に高くなる現象)は3.48mを記録し、道路や住宅街が冠水しました。

「地球温暖化問題」による海面上昇の影響は冠水だけでなく、農地に塩水が入り作物が育たなくなる、
海岸侵食により防波堤機能を失ってしまう等、様々なところに影響をもたらせています。

この小さな国はCO2をほとんど排出することなく、温暖化を促進させることなく
平穏に暮らしてきたにもかかわらず、先進国が出したCO2によって苦しめられているのです。

そして、もし本当に地球温暖化によってこの国が水没するようなことがあれば、
この国に受け継がれてきた3000年の文化や歴史を失うことになるのです。
そして、ここに住んでいた住民が環境難民と化し、母国を失ってしまうのです。

この問題はツバルだけではなく、日本でも起きています。
日本の南端にある標高1m沖ノ鳥島などが侵食されています。

深刻な被害を受けるのは、温室効果ガスを多く出している先進国ではなく、排出が少ない地域の人たちです。

次世代によりよい地球と環境を与えることが我々の使命ではないでしょうか。

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