「水車」

水力発電とは、水力で発電機を回し、電気を生み出すことを指します。
この水力発電ですが、なんと1800年代には開発され、
欧米で実際に発電機として利用されていました。

日本では、1888年に初の自家用水力発電が行われました。
その後、紡績会社や鉱山会社を中心に次々と水力発電所が設置され、
なんと1950年代までは水力発電が電力の大半を担っていたのです。
1955年の水力発電が全電力に占める割合は78.8%でした。

日本で水力発電がこれほど使われた理由として、
まず水資源が豊富にあったことが挙げられます。
日本は他国と比べて山や川が多く、水力発電には適していました。
さらに、その設置コストが安かったことや、
再生エネルギーという環境に配慮した発電方式であることも挙げられるでしょう。

しかし、1960年代に入ると高度経済成長期に突入し、
より安く扱いやすい化石燃料が使われるようになりました。
この時期から火力発電が急増し、水力発電は衰退の一途をたどっていきました。
そして、ついに2005年には水力発電の割合が8.3%にまで落ちてしまったのです。

ところが、あの東日本大震災における原発事故を機に再度再生可能エネルギーが注目され始めました。
もともと、化石燃料は地球温暖化や資源枯渇、環境汚染などの問題点が取り上げられていました。

たしかに化石燃料は私たちの生活に欠かすことのできない資源ではありますが、
いつかは枯渇し、環境問題を引き起こします。

目の前の利益にとらわれることなく、
未来の子供たちのためにクリーンなエネルギーを残すことこそが我々の使命ではないでしょうか。

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